事業紹介

生命(いのち)の恵みを大切にしながら、未来へつながる農業を目指します。

安全・安心
使用する原材料の品質管理と検査を厳重に行い、品質保証に関わる認証を外部機関より受けています。
アニマル
ウェルフェア
ストレスをできる限り少なくし健康的な生活ができるよう快適な空間づくりにも取り組んでいます。
環境に配慮した
農場づくり
養豚事業で生じた豚の糞尿を、弊社独自の方法で肥料に変え、農地に還元しています。

ニッポンハムグループの
肉豚生産メーカー
国内豚肉生産量No.1

ニッポンハムグループは、「たんぱく質を、もっと自由に。」をスローガンにたんぱく質の可能性を広げていきます。
ハム・ソーセージの製造から始まったニッポンハムグループの事業は、
今では食肉をはじめ、加工食品、水産物、乳製品、天然系調味料、健康食品など、
食に関するあらゆる分野へと広がっています。

日本クリーンファームは、ニッポンハムグループの豚肉の飼育・生産を担っており、
全国24農場(預託農場含む)で飼育・生産しています。
生産量は国内最大規模で、豚肉全国シェアの約4%を扱っています。

2019~2022年 肉豚市場出荷頭数 No.1

オリジナルブランドの生産

麦類をはじめとする植物主体の原料に、ハーブ抽出物やビタミンEをプラスした「麦小町」など当社独自のブランド豚を生産しています。

豚の生産工程

豚の生産工程

  • ① 母乳を飲んで大きくなります。母乳には子豚を病気から守ってくれる免疫成分が含まれています。
  • ② 消化力が未発達なため、良質なタンパク質を含んだ消化されやすいエサを与えます。このエサは、母乳に近い風味がするため、子豚は好んで食べます。
  • ③ 急激に体重が大きくなり、筋肉が発達する時期です。アミノ酸とエネルギーのバランスがよいエサを与えます。
  • ④ お肉の味や風味に影響を与える時期で、おいしいお肉になるように植物性のエサを与えます。

ニッポンハムグループの品質を
守るしくみ
品質の取り組み

飼育環境や衛生管理など品質についてお客様の疑問にきちんとお答えしたい。
ニッポンハムグループでは、家畜の飼料や飼育環境と品質を確認する仕組みがあります。
日本クリーンファームでもその仕組みに則ってチェックを実施しています。

飼育情報の開示
トレーサビリティ

「どこで生まれ・どこで育ち・どんな飼料を与えられたか」等の生産履歴情報を常に管理しております。
お客様からのお問い合わせにつきましては、ニッポンハムグループの食肉販売部門である日本フードグループへ製品のラベル番号等をお問い合わせ頂くことにより、お知らせすることが出来ます。
参照:食肉のトレーサビリティへの取り組み(お得意先様向け)|製造部門での取り組み|日本ハム株式会社(nipponham.co.jp)

飼育情報の開示 トレーサビリティ
客観的評価 国際規格SQF認証の取得

客観的評価
国際規格SQF認証の取得

自社の品質管理基準をより高いものにするため、外部認証機関により国際規格である「SQF」の認証を受けています。SQFの認証を受け続けるには毎年厳しい外部監査を受け、認証基準に達している必要があります。

AI・IOT技術を使った自動化技術

日本ハム(株)中央研究所と連携して、スマート養豚プロジェクトを推進しています。このプロジェクトでは、デジタル機器を通じて豚舎環境や豚の行動データを収集し、得られたデータをAIが解析することで、ベテラン飼育員のノウハウや、最適な飼養管理条件を実現することが出来るようになります。

スマート養豚プロジェクトを通じて、これまでの勘と経験に頼った管理から、誰でも一定の管理ができ労働生産性の向上が図れます。豚にとっても快適な飼育と無駄を減らすことで、地球環境にもやさしい養豚の実現を目指していきます。
参照:日本ハム株式会社 中央研究所HP

AI・IOT技術を使った自動化技術

生命(いのち)の恵みを大切にする取り組み豚の健康・衛生

私たちは品質のよい商品をお客様にお届けするため、豚が生まれる瞬間から立会います。

私たちの使命は大切な、生命(いのち)を無駄にすることなく、
心込めて飼育し健康な豚を育んでいます。

アニマルウェルフェア

ニッポンハムグループは生命(いのち)の恵みを大切に考え、家畜におけるアニマルウェルフェアに配慮した事業を行うことが重要な課題であると認識しています。
そこで日本クリーンファームでは母豚がストレスなく行動できるよう2030年までに全ての妊娠舎のフリーストール化を目指しています。

アニマルウェルフェア
豊かな自然環境に調和する

豊かな自然環境に調和する

大切な「生命(いのち)」を育くみ、地域の自然と調和する。
環境保全活動に取り組み、自然の恵みと共存を目指しています。農場周辺は緑豊かな自然環境に恵まれています。

豚の健康を守る、徹底した防疫体制

豚を疾病から守るため、私たちは農場への搬入物や業者車輌の消毒を厳重におこなっています。
また、従業員は農場への入退場時にシャワーイン・シャワーアウトを実施し外部からの病気の侵入を防いでいます。

畜舎内もロットごとに移動する「オールインオールアウト方式」を採用しています。病原体の常在化を防ぐとともにアウト後には、専門スタッフによる豚舎内のクリーニング(洗浄・消毒)が行われます。

豚の健康を守る、徹底した防疫体制術
獣医師による公衆衛生管理

獣医師による公衆衛生管理

獣医師による定期的な農場訪問を行い現場指導と健康状態の確認を行います。
また臨床検査を行い豚の飼育環境の衛生管理も検査しています。

循環型農業への挑戦

豚の排泄物を利用して肥料を生産し農地に還元しています。
還元した農地で野菜や小麦を生産し、収穫した小麦は豚の飼料の一部とすることで循環型農業を目指しています。  

「農作物を豚の肥料に、糞尿を有機肥料に、肥料を農作物の生産に」の循環図

糞尿集積システム

畜舎から排泄された糞尿は自動で回収され浄化処理施設へと流れていきます。
その為、畜舎内に排泄物が溜まらないシステムとなっており、過ごしやすい環境を維持しています。
畜舎から排泄された糞尿は処理され肥料になります。

糞尿集積システム
微生物を利用して有機肥料の生産

微生物を利用して固形肥料の生産

糞を発酵・乾燥させ良質な固形肥料を製造・販売を行っています。
自社農地のみならず各地域の農家の皆さまから、ご要望が多く幅広い農作物肥料としてご利用頂いています。

グループ会社による野菜の生産

当社で製造された肥料は一部、自社農園に散布され作物の生産と収穫を行っています。
収穫された野菜の一部は株主優待の贈答品として使われています。
また麦の生産にも取り組んでおり豚の飼料として収穫も行っています。

野菜の生産