

生命(いのち)の恵みを大切にしながら、未来へつながる農業を目指します。
ニッポンハムグループは、「たんぱく質を、もっと自由に。」をスローガンにたんぱく質の可能性を広げていきます。
ハム・ソーセージの製造から始まったニッポンハムグループの事業は、
今では食肉をはじめ、加工食品、水産物、乳製品、天然系調味料、健康食品など、
食に関するあらゆる分野へと広がっています。
日本クリーンファームは、ニッポンハムグループの豚肉の飼育・生産を担っており、
全国24農場(預託農場含む)で飼育・生産しています。
生産量は国内最大規模で、豚肉全国シェアの約4%を扱っています。
麦類をはじめとする植物主体の原料に、ハーブ抽出物やビタミンEをプラスした「麦小町」など当社独自のブランド豚を生産しています。
飼育環境や衛生管理など品質についてお客様の疑問にきちんとお答えしたい。
ニッポンハムグループでは、家畜の飼料や飼育環境と品質を確認する仕組みがあります。
日本クリーンファームでもその仕組みに則ってチェックを実施しています。
「どこで生まれ・どこで育ち・どんな飼料を与えられたか」等の生産履歴情報を常に管理しております。
お客様からのお問い合わせにつきましては、ニッポンハムグループの食肉販売部門である日本フードグループへ製品のラベル番号等をお問い合わせ頂くことにより、お知らせすることが出来ます。
参照:食肉のトレーサビリティへの取り組み(お得意先様向け)|製造部門での取り組み|日本ハム株式会社(nipponham.co.jp)
自社の品質管理基準をより高いものにするため、外部認証機関により国際規格である「SQF」の認証を受けています。SQFの認証を受け続けるには毎年厳しい外部監査を受け、認証基準に達している必要があります。
日本ハム(株)中央研究所と連携して、スマート養豚プロジェクトを推進しています。このプロジェクトでは、デジタル機器を通じて豚舎環境や豚の行動データを収集し、得られたデータをAIが解析することで、ベテラン飼育員のノウハウや、最適な飼養管理条件を実現することが出来るようになります。
スマート養豚プロジェクトを通じて、これまでの勘と経験に頼った管理から、誰でも一定の管理ができ労働生産性の向上が図れます。豚にとっても快適な飼育と無駄を減らすことで、地球環境にもやさしい養豚の実現を目指していきます。
参照:日本ハム株式会社 中央研究所HP
私たちは品質のよい商品をお客様にお届けするため、豚が生まれる瞬間から立会います。
私たちの使命は大切な、生命(いのち)を無駄にすることなく、
心込めて飼育し健康な豚を育んでいます。
ニッポンハムグループは生命(いのち)の恵みを大切に考え、家畜におけるアニマルウェルフェアに配慮した事業を行うことが重要な課題であると認識しています。
そこで日本クリーンファームでは母豚がストレスなく行動できるよう2030年までに全ての妊娠舎のフリーストール化を目指しています。
大切な「生命(いのち)」を育くみ、地域の自然と調和する。
環境保全活動に取り組み、自然の恵みと共存を目指しています。農場周辺は緑豊かな自然環境に恵まれています。
豚を疾病から守るため、私たちは農場への搬入物や業者車輌の消毒を厳重におこなっています。
また、従業員は農場への入退場時にシャワーイン・シャワーアウトを実施し外部からの病気の侵入を防いでいます。
畜舎内もロットごとに移動する「オールインオールアウト方式」を採用しています。病原体の常在化を防ぐとともにアウト後には、専門スタッフによる豚舎内のクリーニング(洗浄・消毒)が行われます。
獣医師による定期的な農場訪問を行い現場指導と健康状態の確認を行います。
また臨床検査を行い豚の飼育環境の衛生管理も検査しています。
豚の排泄物を利用して肥料を生産し農地に還元しています。
還元した農地で野菜や小麦を生産し、収穫した小麦は豚の飼料の一部とすることで循環型農業を目指しています。
畜舎から排泄された糞尿は自動で回収され浄化処理施設へと流れていきます。
その為、畜舎内に排泄物が溜まらないシステムとなっており、過ごしやすい環境を維持しています。
畜舎から排泄された糞尿は処理され肥料になります。
糞を発酵・乾燥させ良質な固形肥料を製造・販売を行っています。
自社農地のみならず各地域の農家の皆さまから、ご要望が多く幅広い農作物肥料としてご利用頂いています。
当社で製造された肥料は一部、自社農園に散布され作物の生産と収穫を行っています。
収穫された野菜の一部は株主優待の贈答品として使われています。
また麦の生産にも取り組んでおり豚の飼料として収穫も行っています。